年に一度、はやてが神馬になる日2019~鴨川 吉保八幡神社の流鏑馬~

今日は千葉県鴨川市で鎌倉時代から続く伝統行事、「吉保八幡のやぶさめ」でした。

馬に乗った射手(禰宜 ねぎ)が的をめがけて矢を放ち翌年の農作物の豊凶を占うというものです。

昨年に引き続き、颯(はやて)が神馬をおつとめさせていただきました。

鋸南保田ICから長狭街道を進みましたが、大きな杉の林がバッキバキに折れているし、

屋根にブルーシートが張られたたくさんの家々を見て、悲しくなりながら現地である鴨川方面へ向かいました。

吉保八幡神社は、先の台風15号の被害により、、、

鳥居がなくなっておりました(´;ω;`)ウゥゥ

昨年、あの「絵になるぅ」とウキウキしたあの素敵な鳥居は土台だけになり、注連縄で結界が張られておりました。

そういえば観覧者も、台風直撃で観覧者が少なかった昨年同様、少ない気がする。。。

お天気はわりとよかったのですが、やはりあのような被害の後は、なんとなーく人の足は遠のくのかもしれません。

しかしながら、地元の方々は集結!15時にはたくさんの人でにぎわっていました!

祭囃子が遠くからこちらへ近づいてきます。

的が運ばれます。

そして、

最後尾に禰宜を乗せた神馬が。

神社に禰宜を送り届け、休憩と準備です。

はやては神馬舎で待機しながらお昼ごはん。

蒸し暑かったので、水をごくごく飲んでました。

もうそろそろ本番という時に、なんと天からのサプライズが。。。

一瞬、雨がぱらぱらと降りそそぎました。

「虹!」という誰かの声でふと空を見上げると、

素晴らしいはっきりとした虹が!

虹の根本には、宝が埋まっているという伝説がありますが、、、

根本は台風15号の被害にあわれたのか、ブルーシートが屋根にかかったあのおうちです。

お庭を掘るとわんさか大判小判金銀財宝が埋まっているかもしれません。

素晴らしい幸福と、一日でも早い復旧をお祈りします。。。

と、祈っているうちに的が立てられました。

そして、神馬が走る合図の白旗が遠くで振られています。

吉保八幡のやぶさめは、

試走→称宣が矢を投げる(射らない)→3回の流鏑馬(的を狙う)

となります。

まずは矢を投げて。。。

そして、本番です!

疾走するはやて。

臨場感たっぷりの動画でお楽しみください。

音が聞こえましたか!?第一の的に当たりました(^O^)/

そして、観客の皆さんが口々に、

「きれいな馬だね~」

「しっぽが長くてきれい」

「馬がかわいい」

そーなの~。四街道グリーンヒル乗馬クラブの馬ですのよ?オホホ…

などと心の中で鼻高々になっているうちに

第二走はじまりました。ものの10秒ほどで終わってしまいますが、

なぜか長く感じます。

そして第三走。。。

残念ながら的には当たりませんでした。

祢宜を神社に送り届けて、任務完了。

会場にいらしたカメラマンのおじいさんによると、

この占い、過去に当たっていたとのこと。

第一の的に当たったので早稲になるのかしら!?

兎にも角にも、

無事、今年も神事を終えることができました。

ありがとうございました!

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